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語堂正範
2024年9月9日
「ぼかし」とは即効性の高い有機肥料
午前より「保田ぼかし」を学ぶため豊岡市へ。
神戸大学名誉教授の保田 茂 先生から直々にご指導いただきました。
自身の家業が農業ということもありますが、農業振興議員連盟としても日々新たな農学的な知識を取り入れることが必要と思います。
鳥取県内におきまして、こだわりの有機農法や、肥料の高騰対策などにも「ぼかし」についての知識を持っておくことは無駄ではないと考えます。
この日、座学の後に実習を行いました。先生直々のご指導はユーモアに富んだとても親切で分かりやすいご指導でございました。
特に大事な箇所においては「呪文を唱えます」と仰られ、その簡単な呪文のような箇条文句はこれから為そうとしていることを間違いないよう実行するにためのものでございました。
ぼかし肥作りの実習中、保田先生より「その手つき、素人ではないね?」と言われ、嬉しかったり恥ずかしかったり……
関係各位のお陰様で大変有意義な時間を過ごさせていただきました。
通年を通しての実習をされておられるとのことで、今後ともよろしくお願い致します!
帰りにコウノトリの巣を見ながらコウノトリ育み農法による効果を感じつつ、日本農業の今後のあり方を考える今日この頃でした。
(人工的に設置されたコウノトリの巣にコウノトリが止まっているのが見られました)
※ ぼかし肥料とは
有機肥料に土やモミガラ、米糠などを混ぜて発酵させて作られる肥料のことです。余談かもしれませんが、土に肥料分を混ぜてぼかす(薄める)ことからその名前がきているそうです。
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